中小企業庁より令和3年度補正予算案が発表され、中小企業への補助の内容が見えてきました。
その中で個人的に気になったところをピックアップして記載します。
2020~2021年に行われた一時支援金、月次支援金に近い内容で、法人は最大250万円、個人事業主は最大50万円の給付がでます。
新型コロナウィルスの影響で、という条件は残っていますが、地域・業種は問わないというのが大きな変化です。
(中小企業庁ホームページより)
補助率の引き上げだけでなく、パソコンなど、ハード購入も補助に入る見込みです。インボイス制度や電子帳簿保存法など、法改正に対応するためにはパソコンが必須になってきていることが大きいと思われます。
(中小企業庁ホームページより)
令和2年度に引き続き継続されますが、予算は令和2年度は1兆1,485億円だったのに対し、6,123億円と半分程度になりました。令和2年度も採択率は低めの補助金でしたが、より厳しくなりそうです。
国の行う補助金はgBizIDプライムの使用が必須になっています。
一次支援金、月次支援金はgBizIDプライムは使いませんでしたが、事業復活支援金はどうなるかはまだわかりません。
通常2週間ほどで発行されますが、混雑しているときはもっと時間がかかる可能性があります。gBizIDプライムを使う、となったときに間に合わないということがないよう、gBizIDプライムは早めに取得しておきましょう。
gBizID自体には料金はかからないので、必要なコストは申請時に添付が必要な印鑑証明代だけです。
(gBizIDよくある質問より)